Il Latini (イル・ラティーニ)
(2009年5月29日)
フィレンツェ料理が楽しめる有名店。観光客にも人気で常に入り口には人だかりが出来ている。
観光客慣れしているため、席に着くとカメリエーレが「生ハムメロン」など定番の物をすすめる傾向にあるが、きちんとメニューを見て自分で選ぶ方がよい。
炭火で焼く本格派ビステッカはもちろん、その他の肉料理や伝統的なパスタ料理も楽しめる。
ビステッカは5~6cmあろうかという厚さは圧巻。
前菜のズブリチョローナ、仔羊のフリット、ジャガイモのアローストもおすすめ。
要チェック・メニュー:ビステッカ、仔羊のフリット、ジャガイモのアッロースト
毎月、「月に一度はお肉を食べて元気を出そうをテーマ」に実施している「肉の日」。
7回目の今月は「Il Latini」(イル・ラティーニ)へ行ってきました。
「フィレンツェでビステッカだったらここ!」
と世界中のガイドブックに書かれているんでしょうね、開店前にはたくさんの観光客が入口に群がります。
この日はこれでも少ない方。
1回転目は観光客が中心、2回転目は地元の人が中心。
1回転目に予約をした私達は、並んでいる人達をかき分けて席へと向かいました。
最少人数での開催となった今回は全部で5人。
みんなワインがだ~い好きと言う人が集まりました。
Sbriciolona(スブリチョローナ)まずはアンティパストからスタート。
Pecorino(ペコリーノチーズ)と Sbriciolona(スブリチョローナ:フェンネルシードが入ったフィノッキオーナより大きく、もっと柔らかい感じ)。
このスブリチョローナが赤ワインとよく合うんです!
ワインがワインが進む君。
5人で平らげたお肉達は、
Bistecca(ビステッカ)2kgそして、ドッカーンとBistecca(ビステッカ) "2kg"
注文の際「うちはアル・サングエだからね!」
とカメリエーレに言われたので、
「もっちろん!」と全員で即答。
ビステッカは「アル・サングエ」(レア―)が基本で、赤い肉とジュワッと出る肉汁が楽しみなのですが、
時々「エーーー」っと思うほど焼いてきてしまう所があるんです。
これが出てしまうと、「何のためにビステッカを頼んだんだ・・・。」と悲しくなってしまうこと多し。
「イル・ラティーニ」は、アル・サングエだと念を押しただけあって見事な焼き加減。
この他付け合わせに、豆、サラダ、ジャガイモのロースト、デザートにパンナコッタとチョコレートのタルト。
お店からのサービスで、人数分のヴィン・サントとビスコッティが出てきて、最後にコーヒーとグラッパをグイッといき、無事に終了。
ちなみにワインは5人で3リットルを流し込みました。
これは1人当たりとしては最高量。 先月に引き続き、まだ本調子ではない横田が完全復活し、私がみんなくらい飲んでいたらもっと記録は伸びたはず。
ということは他3名が頑張っていたってこと そう、そんな素敵な面々でした。
残念ながら、付け合わせ感覚で注文しようと思っていたパッパ・アル・ポモドーロまではたどり着かず、でも大満足の「肉の日」になりました。
さあ、来月は何処へ!
常連参加者Mさん提案のフィレンツェ市内から少し離れた所に行く予定です。
私自身、名前も噂も聞いたことがない未知なる場所へと進出です!
楽しみ、楽しみ。
宮崎