Perseus(ペルセウス)
(2010年4月29日)
フィレンツェのビステッカを扱うレストランとしてイ・ラッティーニと双璧をになうレストラン。
肉の厚さは目を見張るものがあり、それを上手にアル・サングエに仕上げてくるのはさすが。
メニューにも「ビステッカはアル・サングエ」と書かれているこだわりぶり。ただし、この日は若干火が通っていた感もある。
メニューは伝統トスカーナ料理で、食べ応えのある料理が多数。
要チェック・メニュー:分厚いビステッカ
GW真っ只中の日本。
GWの最初に開催された「肉の日」は、ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナで有名なPerseus(ペルセウス)で行われました。
入り口にはドーンとお肉が並び、肉を求めてやってきた私達の食欲をそそりまくり。
メニューには、
・1~2人用 ヒレなし1.2~1.3kg
・2~3人用 ヒレ付き1.6~1.7kg
と大きく表示されていて、他の店とは違うこだわりを感じました。
私たちは、もちろんヒレ付きを注文!
カメリエーレのおじさんの肉カットぶりも慣れたものです。
写真に撮られるのも慣れたものです。
さて一体、1日に何枚の肉を切っているんでしょうね~。
逆Tの字になった骨と見事な厚さの肉達。
厚さは今までの最高だったイル・ラティーニ(約6cm)を抜き、約7cm。
7cmって相当な厚さです。
柔らかく、肉肉しいビステッカ。
「ビステッカと言えばここでしょう!」という人も多いだけに、
美味しかったです。
見事に間食し、残ったのは周りの肉もそぎ落とされた逆Tボーン。
「でもまだ食べられる!」と一致団結して頼んだのは、Pollo alla Mattone(ポッロ・アッラ・マットーネ)。
Mattone とはレンガのこと。鶏肉を焼く時に上にレンガを置いて肉が平らになるようにしていることからこの名前がついたとか。
確かに平らな状態で出てきました。
「肉の日」、毎回毎回大きな告知はしていませんが、休むことなく毎月29日に開催しています。
外や田舎での食事が気持ちいい季節になってきたので、そろそろフィレンツェを飛び出すのもいいな~なんて考えている今日この頃。
と、その前に今月5月は肉は肉の日でも、
「スピンオフ イタリアで頑張る日本人コックによる肉の日」を開催します。
日本人コックさんに全てお任せし、「肉」を堪能させてもらうのです。
お楽しみに!
宮崎