Buca dell'Orafo (ブーカ・デッロラフォ)
(2009年10月29日)

ポンテ・ヴェッキオすぐ近くの小さな小さなレストラン。
夜の営業は2回転なので時間に終わらせるようにお店中心のサービスが見え隠れ。
ゆっくり食事をしたければ2回転目の遅い時間(21:00過ぎ)からのスタートがおすすめ。季節物の料理も多く、どれをとっても外れなし。
肉料理も外れなし。ビステッカは普通の雄牛とキアーナ牛の2種類から選べる。キアーナ牛は1lg約60ユーロ。
アリスタとジャガイモのプレの組み合わせも絶品。是非とも予約を取って出かけたい。

要チェック・メニュー:アリスタ、アーティチョークの卵焼き、アンチョビとバター、グリンピースのタリオリーニ

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秋も深まり、「肉」を求めたくなる季節になりました。

毎月恒例の「肉の日」、10月29日はフィレンツェの人気店
「Buca dell'Orafo」(ブーカ・デッロラフォ:通称ブーカ)で開催されました。

niku1401.jpeg参加人数は、13名。

人気店だけにお店側から「時間通り19:30来い」と念を押され、いつもはイタリア時間で動いている面々も時間通りに集合。
特にいつもギリギリの私は開店前から店の前で待機!
あらら、早く行けるんじゃん私。

今回は席を確保出来る時間が限られているだろうと予想されたので、みんなが来る前にカメリエーレと一緒にメニューを考えさっさと注文。

でもね~、ここで「肉の日」初の出来事が起こりました。

それは・・・

店の人に「そんなにたくさんは食べられないだろう!」とオーダーを制限されたのです

おそらく、「日本人=あまり食べない」と思われているのでしょう。
そう、普通の日本人はそうかもしれません。
でも、私達は違うのです!

私的には「じゃあ、とりあえず・・・。」という程度の量をオーダーし、「肉の日」はスタートしました。

お店の人おすすめのArista(アリスタ)、「肉の日」記念すべき第1回目の Coco Lezzone(ココ・レッツォーネ)同様、かなり美味しかったです。
付け合せのジャガイモの Pure‘(プレ)も最高でした。

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niku1404.jpegメインのビステッカは、キアーナ牛を2kg。
普通のビステッカが1kg48ユーロ(確か)に対し、キアーナ牛は1kg62ユーロ。

焼く前の肉を見る限り、これは2kg以上ありそうな予感。
でもいいのです。
本当はもっとたくさん頼みたかったくらいなので・・・。

さすがに1年以上も「肉の日」をしていると見ただけで、どのくらいあるか検討がつくようになりました。

niku1405.jpeg焼き上がりがこれ。
丁寧に人数分に切り分けてくれ、余裕の完食。

で、案の定オーダーが少し足りずに、アリスタの美味しさに魅了されたメンバーが追加注文

カメリエーレの「お前らどんだけ飲んで、食べるんじゃ!」という顔を見逃しはしませんでしたよ~。

今回は、この「肉の日」を最後に、Genova(ジェノヴァ)へと納品引越しをしてしまう人もいたので、「肉を食べて、送り出そう!」と参加者みんなでいつも以上に盛り上がったので、すっごくうるさいグループだったはず・・・。
お店のみなさん、運の悪いことに同じ時間帯に予約を入れてしまった他のお客様、大変お騒がせ致しました・・・。

狭い店内で大騒ぎをしてしまいましたが、初顔合わせ同士でも一緒に盛り上がれるところがこの会のいいところ。

喋ることにも夢中でドルチェまで行き着かず私達の予約席は時間オーバーとなってしまい、泣く泣く席を後にしました。

この後、「じゃあ、またね!」で別れるのもなんだか寂しく、ジェラート屋→飲み屋まで行き、更にまだまだ元気いっぱいのメンバーは場所を変え、最終的には2時頃まで続いたんだとか。

「いくら肉をガッツリ食べたからといって、このパワーは凄いな~。」と感心。

さて、いよいよ次回はフィレンツェを飛び出し、キャンティの小さな町での「いい肉の日」(11月29日)です!!

宮崎

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