HOME > 29 (肉) の日 > 29(肉)の日 Trattoria Damasco (トラットリア・ダマスコ)

Trattoria da Damasco(トラットリア・ダ・ダマスコ)
(2010年6月29日)


ギリギリまで告知をしなった今回の「肉の日」。
少人数ではありましたが、いつもの通り開催しました。

今回の会場となった Trattoria da Damasco(トラットリア・ダ・ダマスコ)は、
フィレンツェのサンタ・マリア・ノベッラ駅からバスで約15分。
バスから降りて徒歩10分弱の所にある隠れ家的トラットリア。

・・・って言っても地元イタリア人には知られている所です。

niku2101.jpeg2009年4月にリニューアルオープンした店内は新しさもあるのですが、
クラッシックな絵が飾られた今風ではない雰囲気。
ちなみに経営者は一緒です。

メニューはすごく少なく、いたってシンプル。
高級店では決してないのですが、メニューの一番上に
「余計な言い争いをしないために、オーダーする前にここを読んで下さい! 席料1人3ユーロとサービス料12%かかります!」
と書いてあるのがなかなか珍しい。
こういうのは普通メニューの下の方にちょこっと書いてあるんですけどね。

一見、ぶっきらぼうに見えるサービスの仕方ですが、
「ここはこうなんだ~。」と分かればそれも楽しさに変わります。

ここでの楽しみ方。

  • 1、メニューに書いてあってもその日の状況でない料理が多い。
  • でもビステッカはあるので、ビステッカを食べる目的で行くべし。

この日、おば様が「今日はセコンドのうち●●と△△と■■がないの」と案内。
すかさず私は「エッ??? じゃあ、セコンドだったら何があるんですか? ビステッカはありますよね~。」
おば様「あるわよ~。ビステッカがなかったらうちがやっている意味ないわよ~。」
私「まあ、確かに。」

  • 2、メニューが少ないので、おば様がオーダーを取りに来るのがえらく早い。
  • しかも料理を用意するのもえらく早い。

ゆっくり考えたい時にはおば様に「ちょっと考えさせて下さい。」とひとこと言う。

  • 3、アルコール入りの飲み物で泡物、ビールはなく、ワインはおそらく
  • ボトルのハウスワインの白と赤だけ。

でもなぜかウイスキーとカッフェ・コッレット(グラッパ入りコーヒー)とアマーロはメニューにある。
どこも言えばやってくれますが、カッフェ・コッレットがメニューにある所も珍しいですね。

そんなこんなで、前菜(1品)、セコンド(2品)、付け合せ(4品)、デザート(1品)を注文。

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niku2104.jpegきのこのグリル、美味しかった!!!
もう一皿追加注文をお願いしたら、
「別のテーブルからの注文が最後だったの。」と。
おいおい、これも売り切れですか。
ここまで来ると、もうこのトラットリアのやり方に身を任せるのが得策と判断。



niku2105.jpegビステッカは1Kg38ユーロとお安い料金設定。
今回は1.3Kgを注文。
以前来た時も思ったのですが、ここのビステッカって他に比べると焦げ気味なんですよね~。
でも、肉自体は柔らかくで美味しいのです。
さすが、ビステッカで売っているだけのことはあります。

テーブルをしきっているおば様といろいろ話していたら仲良くなって、
お互い自己紹介をし合いました。
おば様の名前はNORA(ノーラ)、キッチンをしきっているのは
息子のAlfredo(アルフレド)。
ノーラさん、私達の名前も一生懸命覚えてくれて・・・。
でも3歩歩くと忘れてしまうようで、何度も何度も私達数人の名前を声に出していました。

niku2106.jpegノーラさんとアルフレドさんのツーショットはこちら。

「私はアルフレドが生まれた時からキスをしていたんだから!」
と言い切る姿、さすがイタリアンマンマ!!

最後はノーラさんの満面の笑みと共にリモンチェッロのサービス。
息子のアルフレドさんと一緒に乾杯しました。

名前を忘れられる前に、また行かないとね。
そう、この写真をプリントアウトして!

宮崎

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