Trattoria BBQ(トラットリア・バーベキュー)
(2012年10月29日)
フィレンツェから鉄道にて20分 Pontassieve (ポンタッシエーヴェ)駅から徒歩20分の田舎にあるレストラン。
入り口はお惣菜屋さんで、奥にレストランスペースがある。
地元の人でにぎわっているのかと思いきや、ツーリストも多く見受けられる。
チーズや肉など地元食材が多く見られる。ワインも地元のキャンティ・ルフィナを多く揃えてよく料理に合う。
味も良い上に年段も控えめでお勧めの1軒。
要チェック・メニュー:ラルドのクロスティーニ、いのししのサラミ、モッツァレッローネ、ビステッカ、など
お待たせしました、10月フィレンツェ「肉の日」報告です。
今回は町の中心から少し離れたタッソ広場にあるトスカーナ料理のお店
Trattoria BBQ(トラットリア・バーベキュー) 。
肉料理は少人数だといろいろな種類が楽しめないのが玉に瑕。
でも今回は日本からの参加者5名様を加え15名というなかなかの人数だったのでいろいろな肉料理を楽しむことができました。
と、その前に、テーブルセッティングでひと騒動。
予約は13名、当日急に14名、そして最終的に15名になったので、
もともと13名でもちょっときついかな?という
テーブルセッティングでは無理がある!!となり、
お店の人が機転をきかせて急遽テーブルの位置を変更。
お店がすごく広いわけではないので、15名が同じテーブルを囲めるようにするのは至難の業なのです。
月曜日ということもあり、予約で席が埋まっていなくてよかったよかった。
これが、週末だったら・・・。
考えるのはやめましょう。はい。
さて、本題へ。
まずは前菜。
コックさんの「俺に任せておけ」の一言で、トスカーナを楽しむべく王道の前菜が並びました。
コッコリと生ハム・ストラッチャテッラ、
サラミの盛り合わせ、
トスカーナ風レバーペーストのクロスティーニ、
サルシッチャとストラッチャテッラのクロスティーニ!!と、
トスカーナの味+ワイン満載でスタートです。
前菜を食べつくした後は、主役・ビステッカの登場です。
無造作にぶつ切り肉が盛りだくさん。
あ、もちろん中心に赤い色が残るレアが基本です。
そしてうさぎの詰め物。
鶏肉よりもしっとり感のある白身の肉でこれはかなり美味しかったです。
そしてそして3品目のフライドポテト付きのハンブルゲル(ハンバーガー)と4品目のオッソブーコも登場です。
そうそう、イタリアでハンバーガーと言ってもなかなか通じません。
HamburgerHは発音しないので、そのままローマ字読みで
ハンブルゲルと言いましょう!!
たっぷりお肉を食べたら野菜もね!
グリーン・サラダと季節もののきのこが今回の付け合せでした。
そしてさすがはつわもの、やっぱりここで終わりませんでした。
どこからともなく、
「パスタが一口食べたいなぁ~」、
「パスタで締めましょう!」
という声が沸きあがり、2種類を少しずつお願いしてみんなでパスタも堪能。
主食系はここで終わり。
で、もちろん最後はデザートへ。
おすすめのチーズケーキ・手製のジャムが添えてあります。
コーヒーは家庭用モカにて手作り感満載です!
このモカ用マッキネッタ、丸みを帯びていて可愛かったな~。
「あ~、もう苦しい」と言うのかと思いきや、みんな元気にお店を後にしました。
「念願の『肉の日』に参加できる~!」と張り切って日本から参加して下さったMさん曰く、
「『肉の日』は、他の参加者の話を聞いたり、自分も喋ったりしつつ、肉を食べなきゃいけないし、ワインを飲まなきゃいけないから、かなり忙しい!!」
確かにそうかもしれません。
でもこのペースに慣れちゃっている私達。
慣れとは恐ろしい・・・。
なにわともあれ、
やっぱり大勢で食べるお肉料理は最高です。
最後にBBQのオーナー3人のうちの2人を紹介。
二人とも名前はSimone(シモーネ)、そうWシモーネです。
お店に行ったら馴れ馴れしく、いかにもあなたの事知ってるよ~感をたっぷり出して、
「シモーネ!!」と呼んでみて下さい。